(Pronoun) You, yourself
Define なん nan Meaning ナン
Displaying results for なん (nan・なん・ナン) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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(Expression) Everything will be all right, it will all work out one way or another
(Noun, adjective) Oldest, older, eldest, senior; older sibling (brother or sister)
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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ナン nan (naN) ⓪ 名
- 難。災難。
- 難。欠点。
ナンー nan- (naN-) 接頭
- 何。naNdu(何度),naNniN(何年)など。
ナナ nana (nana) ⓪ 感
- (感)なな。ななつ。声を出して数える時だけいう。
- (接頭)なな。七。nanahwani(七羽),nanakeeN(七回)など。
ジナン jinan (zinaN) ① 名
- 次男。
ナンドゥ nandu (naNdu) ⓪ 名
- 何度。幾度。
ナンジャ nanja (naNza) ⓪ 名
- 銀。
ナンジ nanji (naNzi) ⓪ 名
- 難儀。苦労。'wakasaininu naNzee kootiN Qsi.若い時の難儀は買ってでもした方がよい。
ナンジュ nanju (naNzu) ⓪ 副
- たいして。それほど。~'iimunoo ?araN.たいしていいものではない。~dikiraN.たいしてできない。
ナンカ nanka (naNka) ⓪ 名
- 人が死んで七日目ごとに行なう法事。なぬかごとの法事。月の第七日および七日間の意ではsiciniciという。haCinaNka(初七日),tanaNka(ふた七日),minaNka(み七日),'junaNka(よ七日),?iCinaNka(いつ七日),munaNka(む七日),sizuukuniciまたはnananaNka(四十九日,なな七日)など。
ナンク nanku (naNku) ⓪ 名
- 遊戯の名。短く折った箸などを手の中ににぎって差し出し,その数を当てさせるもの。何個。
ナヌイ nanui (nanui) ① 名
- 名乗り。士族以上の男子が成人してから,名乗る実名。島袋盛敏・比嘉春潮などの,盛敏・春潮は名乗りである。'warabinaa(童名)に対する。
ナヌン nanun (na=nuN) ① 自=maN,=di
文
- 〔文〕並ぶ。
- 揃う。平均している。(同等なものが)並ぶ。nadooN.揃っている。nadaru curasa.揃ってどれも美しい。
スナン sunan (sunaN) ⓪ 名
- 楚南。《地》参照。
ユナン yunan ('junaN) ① 名
- 四男。第四番目の男の子。
クヮナン kwanan (kwanaN) ⓪ 名
- 火難。火事の災難。
ナンバン nanban (naNbaN) ⓪ 名
- 南蛮。
- naNbaNgaamiの略。
ナンブン nanbun (naNbuN) ① 名
- なにぶん。nanibuNともいう。~nu hwizi cikaSee.なにぶんの返事を聞かせろ。
ナネーン naneen (naneeN) ⓪ 名
- nanajumiと同じ。
ナンジュー nanjuu (naNzuu) ① 名
- いさかい。悶着。もめごと。「難渋」に対応する。
ナンニン nannin (naNniN) ⓪ 名
- 何人。幾人。
A dictionary of the Ryukyuan language
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なん 【何】
See also
Phrases
- ~だかだ nuudookwiidoo
- ~ということ nuutikutu
- ~とか ʔaNsawaNkaNsawaN,chaagana,nugunaa
- ~としても chaashiNkaashiN
- ~とでも nuutuNkwiituN
- ~とも chaadiN,chaaduNdiN
- ~ともない→ chaa
- ~の maanu,nuusharu
- ~のかの naNnuukaNnuu,nuukwii,nuunukwiinu,nuushaNkwiishaN,→nuuʔichiNkwiiʔichiN
- ~のさしさわりもない nuusabiNneeN
- ~の拍子に nuutuNganaashi
なん 【難】
なんぎ 【難儀】
See also
なんご 【喃語】
なんじ 【何時】
なんて (助詞)
なんこつ 【軟骨】
なんこん 【男根】
See also
なんざん 【難産】
なんせん 【難船】
なんどき 【何時】
See also
なんにん 【何人】
Phrases
- ~様 ʔikutukuru
なんねん 【何年】
なんばん 【南蛮】
なんびき 【何匹】
なんしょく 【男色】
See also
なんきんまい 【南京米】
なんきんまめ 【南京豆】
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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なんか
- 7日ごとの法事
- なんかんでぃ いーしぇー っちゅぬ まーしーねー、なぬかぬ かーじに ななけーん する すーこー やん。
(「なんか」というのは人が亡くなったら、7日ごとに7回する法事だ)
Example phrases
なんくる みー すん (〜さん、〜さん、〜っし)
- 自生する
- なんくるみー そーる ばんしるーぬ きーぬ まぎー なてぃ めーにん ぐ、るくじゅーびけーぬ ないむんぬ なとーん。
(自生しているグアバの木が大きくなって毎年5、60ほどの実が生っている)
Example phrases
なんぢ
- 難儀
- なんぢさーや よーがらー。
(苦労人は痩せている)
Example phrases
なんぢ くんぢ
- 苦労
- わんねー ちゅいんぐゎ なやーに やーぬ くとぅから、うやぬ くとぅから、どぅーぬくとぅから なんぢくんぢぬ うふさん。
(私は一人っ子なので家のことから、親のことから、自分のことから苦労が多い)
Example phrases
なんちち
- 焦げ付き
⇒ なんちち かじゃ〈焦げ臭いにおい〉 - んかしぇー はがまっし くみ にーたくとぅ、うかっとぅ しーねー まーからん なんちちかじゃっし やっけー なとーたしが、なまー すいはんきぬ あくとぅ うんなくとー ねーらん。
(昔は羽釜で米を炊いたので、うっかりすると何処からも焦げたにおいがして困っていたが、今は炊飯器があるのでそんなことはない)
Example phrases
なんでーしー
- 桑の実
- なんでーしーや くゎーぎぬ むっくーんでぃ いーん。うみーねー ブドーぬぐとぅ くるー なてぃ まーさん。
(桑の実は桑の木の「むっくー(小さい実)
」と言う。熟するとブドウのように黒くなっておいしい)
Example phrases
なんどぅち
- 何時/何日
- なまー/ゆれーや なんどぅち やが?
(今は/模合は何時(何日)
なのか)
Example phrases
なんどぅる むん
- 滑りやすいもの
- じのー なんどぅるむんどぅ やくとぅ、じんぶくるぬ くち あきーねー、むる ふぃんぎてぃ いちゅん。
(お金は滑って出やすいものなので、財布の口を開けるとすべて出て行く)
Example phrases
なんどぅるさん
- 滑りやすい、いい加減
- あれー なんどぅるさくとぅ、ありんかえー たぬまんしぇー まし どー。
(あの人はいい加減だから、あの人には頼まない方がいい) - あみ ふいねー、みちぇー やんでぃてぃ なんどぅる みち なてぃ、あっちゃがなー しんでぃとーたん。
(雨が降ると、道は壊れて滑りやすくなるので、歩きながら滑っていた)
Example phrases
なんくる
- ひとりでに
- くぬ ないむんぬ きーや わんが っうぃーたる むのー あらんしが、とぅいぐゎーぬ まやーに さに うとぅちゃるあとぅ、なんくるみーっしどぅ ふどぅっうぃーとーる。
(この果物の木は私が植えたものではないが、小鳥が糞をして種を落とした後、自生して成長している) - ちゃーしが しむら わからんなてぃ うっちゃんぎてーたくとぅ、なんくる なとーたん。
(どうしたら良いか分からなくなって放っておいたら、なんとかなっていた) - っんまー ぬてぃどぅ わかいる、っちょー ふぃらいーねー なんくる わかいさ。
(馬は乗ってこそ分かる、人はつき合えば自然に分かる)
Example phrases
なんじゅ
- 大して
- っんまぬ すばやーや なんじょー あらん さー。
(そこのそば屋は大したことないよ) - ありが うたー なんじょー あらん。
(あの人の歌は大したことない) - あぬ っちょー イギリスぐちぇー なんじょー でぃきらん。
(あの人は英語は大してできない)
Example phrases
うとぅげー なんどぅるー
- 顎がツルツルしている者、髭のない者
- ふぃぢもーんかい うとぅげーなんどぅるーんでぃ いーん。
(髭のない人に顎がツルツルしている者と言う)
Example phrases
まどぅ なんか
- 偶数目の法事
- まどぅなんかー っうぇーかぬちゃーびけーっし すくとぅ、どぅしぬちゃーや いかんてぃん しむん。
(偶数目の法事は親戚だけでするので、友だちは行かなくてもよい)
Example phrases
っわーび なんどぅるー
- 表面はつるつるしているもの
- んなぢぇー っわーびなんどぅるー やてぃ、とぅいんちかみん ならん。
(ウナギは表面がぬるぬるしていて、とっつかめない)
Example phrases
んな なんぢ
- 徒労
- たーからん うしちきらってぃ そーる むのー あらん、どぅーぬ しーぶさ あてぃどぅ そーくとぅ、ボランティアんかい んななんぢんでぃ いーしぇー あたらん。くれー じんしぇー こーららん くとぅどぅ やる。
(誰から押しつけられてしているものではない、自分がしたくてしているのだから、ボランティアに徒労というのは適当ではない。これはお金では買えないことなのだ)
Example phrases
くがに いーびなぎー (なんじゃ いーびなぎー〈銀の指輪〉、あかがに いーびなぎー〈銅の指輪〉)
- 金の指輪
くがに じーふぁー (なんじゃ じーふぁー〈銀のかんざし〉)
- 金のかんざし
くち しば (くちなん くちぐとぅ〈悪いうわさ〉)
- 悪いうわさ
- っやーや しきんぬ くちしばんかい かかとーん どー。くちなん くちぐとぅやか うとぅるさる むのー ねーん どー。
(あなたは世間の悪い噂が立っているよ。噂ほど怖いものはないよ) - くちなん くちぐとぅぬ かかいねー、ちむ あんまさ しみらさったい、 どぅー あんまさ しみらさったい、ないるくとぅぬ ならん なたいする さーいぬ あんでぃるくとぅ やん。
(悪い噂が立つと、意気消沈させられたり、体調不良にされたり、できることもできなくなったりする障りがあるということだよ)
Example phrases
けー しぢゅん (〜しぢゃん、〜しなん、〜しぢ)
- すでに死んでしまう
- わらび くるまんかい うっちゃんぎてぃ うやぬ ぱちんこ そーる っうぇーだに けーしぢょーたんでぃーる はなしぬ ゆー ちかりーん。
(子どもを車内に放っておいて親がパチンコしている間にすでに死んでしまったという話はよく耳に入ってくる)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アナンドゥルン [ʔa⸢nanduruŋ] (他動)
- あなどる(侮る)。相手を軽く見てばかにする。見くびる。「Anadori,ru,otta.アナドリ,ル,ッタ(侮り,る,った)」『邦訳日葡辞書』の転訛したもの。ウ⸢ムイナ⸣スン[ʔu⸢muina⸣suŋ](馬鹿にする{EOS}貶める)ともいう。
- プ⸢スバ⸣ ア⸢ナンドゥリ⸣ バ⸢ライ ベー
[pu̥⸢suba⸣ ʔa⸢nanduri⸣ ba⸢rai beː]
(人を侮って笑っている) - ア⸢ナンドゥラヌ
[ʔa⸢nanduranu]
(侮らない) - ⸢ウンザー⸣ プ⸢ス⸣ ア⸢ナンドゥルンダル⸣ マイ ⸢ユージユーサヌ
[⸢ʔunʣaː⸣ pu̥⸢su⸣ ʔa⸢nandurundaru⸣ mai ⸢juːʤijuːsanu]
(あいつ<彼奴>は人を侮るから進歩できない<前に寄れない>) - ヨー⸢ヨー⸣ ス⸢ナ⸣カー イッ⸢カナ⸣シ ア⸢ナンドゥレー⸣ ナ⸢ラン⸣ダー
[joː⸢joː⸣ su⸢na⸣kaː ʔik⸢kana⸣ʃi ʔa⸢nandureː⸣ na⸢ran⸣daː]
(よくよく気をつけろよ{EOS}海はけっして侮ってはならないぞ) - プ⸢スバ⸣ ア⸢ナンドゥリベー
[pu̥⸢suba⸣ ʔa⸢nanduri beː]
(他人を侮っている)
Example phrases
アラナン [ʔa⸢ranaŋ] (名)
- 荒波。若年層は、ア⸢ラナミ[ʔa⸢ranami](荒波)ともいう。
- ⸢オーシキヌ⸣ ヤビティ ア⸢ラナン⸣ヌ ⸣ブリ⸢クー⸣ター ⸣フネー ⸢フンナキ ナーン⸣シェン
[⸢ʔoːʃikinu⸣ jabiti ʔa⸢ranan⸣nu buri⸢kuː⸣taː ⸣ɸuneː ⸢ɸunnaki naːŋ⸣ʃeŋ]
(天気が崩れて荒波が群れ寄せてきたので舟は沈没してしまった)
Example phrases
アラナンカ [ʔa⸢ranaŋ⸣ka] (名)
- 初七日忌。死後七日目に執り行われる法事。「新七日」の義。
- ア⸢ラナン⸣カー シ⸢マ⸣シェーン
[ʔa⸢ranaŋ⸣kaː ʃi⸢ma⸣ʃeːŋ]
(初七日忌は済ませた)
Example phrases
イチナンカ [ʔi⸢ʧinaŋ⸣ka] (名)
- 五七日忌。死後五週目に執り行われる法事。一、三、五の法事は偶数の七日忌よりも重要視され、七週目の七七日忌は⸣シンズク[⸣ʃinʣuku](四十九日)といわれて大きく執り行われる。
- ⸢ウーパ⸣ヤー イ⸢チナン⸣カ ナ⸢リシタ⸣ メー プ⸢スヌ⸣ シ⸢ネー⸣ ア⸢チサー⸣ヌ ⸢ピー⸣ルンネーティ ア⸢ザリブーヌ フントー⸣ユン⸢ナー
[⸢ʔuːpa⸣jaː ʔi⸢ʧinaŋ⸣ka na⸢riʃi̥ta⸣ meː pu̥⸢sunu⸣ ʃi⸢neː⸣ ʔa⸢ʧisaː⸣nu ⸢piː⸣runneːti ʔa⸢ʣaribuːnu ɸuntoː⸣jun⸢naː]
(そんなに早く五七日忌になったのか、もう{EOS}人の死は熱い茶が冷めるように忘れやすいというが<熱い茶が冷めるようだといわれているが>本当だねえ)
Example phrases
ウティナンッサナン [ʔu⸢tinan⸣ s⸢sa⸣naŋ] (連)
- 男女による交互歌唱するさま。男女掛け合って歌うさま。
- ム⸢カ⸣シェー バ⸢カー⸣ムヌンケーヤ ⸣ユネン ⸣ナルカー ア⸢ツァ⸣マリティ ミ⸢ドゥ⸣ム ⸣ビキドゥム ウ⸢ティナン⸣ ッ⸢サ⸣ナンシー ウ⸢タ⸣バ イ⸢ゾーッ⸣タ
[mu⸢ka⸣ʃeː ba⸢kaː⸣muŋkeːja ⸣junennarukaː ʔa⸢ʦa⸣mariti mi⸢du⸣mu ⸣bikidumu ʔu⸢tinan⸣ s⸢sa⸣naŋʃiː ʔu⸢ta⸣ba ʔi⸢ʣoːt⸣ta]
(昔は、若者達は夜になると集まって、男女交互に掛け合って歌を歌われた)
Example phrases
ウナンザ [⸣ʔunanʣa] (代)
- そいつ野郎。己野郎。二人称の自称の卑称。
- ⸣ウナンザー ⸢カッティティ⸣ ウムイ ⸢ベー⸣ パジ⸢ダー⸣ヌ イッ⸢カ⸣ アイヤー シ⸢ムヌ
[⸣ʔunanʣaː ⸢kattiti⸣ ʔumui ⸢beː⸣ paʤi⸢daː⸣nu ʔik⸢ka⸣ ʔaijaː ʃi⸢munu]
(そいつ自身の勝手と思っているだろうが、決してそうはさせない) - ⸣ウナンザー ス⸢ク⸣ヌ ム⸢ヌ⸣ヌ ⸢ヌー⸣ヌ ナ⸢ル⸣ワ
[⸣ʔunanʣaː su̥⸢ku⸣nu mu⸢nu⸣nu ⸢nuː⸣nu na⸢ru⸣wa]
(そいつごとき者に何が出来るというものか<何ができるか>)
Example phrases
ウナンザー [⸣ʔunanʣaː] (代)
- 己野郎(卑称)。第三者を罵る時に用いる。
- ⸣ウナンザー ⸣イカーラ ス⸢ク⸣ヌ プ⸢ス⸣ ヤ⸢リバル⸣ アイニ プ⸢スバ⸣ イ⸢ズワ⸠ツォー
[⸣ʔunanʣaː ⸣ʔikaːra su̥⸢ku⸣nu pu̥⸢su⸣ ja⸢ribaru⸣ ʔaini pu̥⸢suba⸣ ʔi⸢ʣuwa⸠ʦoː]
(己野郎はいかほどの人だからとて、どうしてこんなにも他人を叱ることができものかよ) - ⸣ウナンザー イ⸢カムス⸣ク ッ⸢シェーバ⸣ル プ⸢スヨー⸣ アイニ ウ⸢ムイナ⸣シ ⸢アー⸣ク⸢ツォー
[⸣ʔunanʣaː ʔi⸢kamusu̥⸣ku ʃ⸢ʃeːba⸣ru pu̥⸢sujoː⸣ ʔaini ʔu⸢muina⸣ʃi ⸢ʔaː⸣ku⸢ʦoː]
(己奴は如何ほどものを知っているからとて、他人さまをあんなにけなして< uby{貶}{ケナ}して>あるくんだよ)
二
人称的用法。そやつ(其奴)- 人を見下げ、罵って言う。その野郎。己野郎。 ⸣ウナンザー ノー⸢ン シーユーサムティ⸣ プ⸢スバ⸣ バ⸢ライヤー⸣ク
[⸣ʔunanʣaː noː⸢ŋ ʃiːjuːsamuti⸣ pu̥⸢suba⸣ ba⸢raijaː⸣ku]
(己野郎<自分自身>は何も出来ないくせに、人を笑っている<笑ってあるく>)
Example phrases
ウブナン [ʔu⸢bunaŋ] (名)
- 大波。津波。
- ム⸢カ⸣シ ⸢ヤイマ⸣ナー ウ⸢ブナン⸣ヌ ⸢ユーシ⸣ケータンドゥ パ⸢トゥ⸣マー ⸢カン⸣ヌ ⸣シマ ヤ⸢レー⸣ティ ⸢カン⸣ヌ ⸣ティーシ ⸣ムタイ⸢オーッ⸣ター ⸢ナン⸣マー ⸣パンター フ⸢キパッ⸣タ⸢トゥ⸣ツォー [mu⸢ka⸣ʃi ⸢jaima⸣naː ʔu⸢bunan⸣nu ⸢juːʃi⸣keːtandu pa⸢tu⸣maː ⸢kan⸣nu ⸣ʃima ja⸢reː⸣ti ⸢kan⸣nu ⸣tiːʃi mutai⸢ʔoːt⸣taː ⸢nam⸣maː ⸣pantaː ɸu⸢kipat⸣ta⸢tu⸣ʦoː] (昔八重山に大津波が押し寄せて来たけれど、鳩間島は神霊の高い島<神高い島>であるから、神が手で島を持ち上げなされたので、津波は島の南の方へ鳩間島を擦り抜けて行ったそうな)。ウ⸢ブ⸣ナミ[ʔu⸢bu⸣nami](大波)ともいう
Example phrases
オーナンジャー [⸢ʔoːnanʤaː] (名)
- (動)魚の名。和名、ヨシキリザメ(体長約6メートル)。獰猛な鱶(鮫)といわれている。イカ釣り漁で釣り上げられることがあったが、熟練した糸満漁師でも釣り縄で手が擦り切れたりして、仕留めるのに非常に苦労したという。肉は、サバソーギリ[sa⸢basoːgiri](鱶肉の日干し乾燥した肉)にして沖縄へ輸出した。
- イ⸢ガウメー⸣ラ ⸢オーナン⸣ジャー ⸢ホー⸣ソーッタ ⸣クトゥン ⸢アッタ⸣ン
[ʔi⸢gaʔumeː⸣ra ⸢ʔoːnan⸣ʤaː ⸢hoː⸣soːtta ⸣ku̥toŋ ⸢ʔat⸣taŋ]
(イカ釣り漁からオーナンジャー<ヨシキリザメ>を釣りあげられたこともあった)
Example phrases
グナン [gu⸢naŋ] (名)
- 五男。
- ビ⸢コーンッふァー⸣ サ⸢ク⸣シェーラ グ⸢ナンバー⸣キ ⸢ウイヌ ガッ⸣コー ン⸢ザ⸣ソーレーン
[bi⸢koːŋffaː⸣ sḁ⸢ku⸣ʃeːra gu⸢nambaː⸣ki ⸢ʔuinu gak⸣koː ʔn⸢ʣa⸣soːreːŋ]
(男の子は長男から五男まで上の学校を出された<進学させられた>)
Example phrases
サイナン [⸢sainaŋ] (名)
- 災難。災い。標準語からの借用語。
- ⸢ウン⸣ネーナー ⸣クゾー プ⸢ス⸣ケンナー ⸢サイナンヌ⸣ ウ⸢ク⸣レータン
[⸢ʔun⸣neːnaː ⸣kuʣuː pu̥⸢su⸣kennaː ⸢sainannu⸣ ʔu⸢ku⸣reːtaŋ]
(あの家には、去年は一度に災難が起こった)
Example phrases
サンナン [⸢san⸣naŋ] (名)
- 三男。
- ク⸢レー⸣ バー ⸢サン⸣ナン⸢ダー
[ku⸢reː⸣ baː ⸢san⸣nan⸢daː]
(これは私の三男だよ) - ⸢サンナン⸣ カ⸢キマカ⸣ラーティ ア⸢ザリ ブー
[⸢sannaŋ⸣ kḁ⸢kimaka⸣raːti ʔa⸢ʣari buː]
(三男は欠けた椀<欠けた椀しか相続できない>といわれている)
Example phrases
サンナンカキマカル [⸢san⸣naŋ ka⸢kimakaru] (成)
- 三男は欠け茶碗。三男は欠けた茶碗しか財産分与できないの意。
- ム⸢カ⸣シェーラ ⸢サン⸣ナン カ⸢キマカルティ⸣ ア⸢ザリティ⸣ ザイサンマー ⸢ナーン⸣ユンダ マー⸢ン⸣ナーティン ⸣タティミサタン
[mu⸢ka⸣ʃeːra ⸢san⸣naŋ kḁ⸢kimakaruti⸣ ʔa⸢ʣariti⸣ ʣaisammaː ⸢naːŋ⸣jundaː maː⸢n⸣naːtin ⸣tatimisataŋ]
(昔から⸢三男は欠け茶碗」といわれて財産はないから、何処でも暮らしてよかった)
Example phrases
シチナンカ [ʃi̥⸢ʧinaŋ⸣ka] (名)
- 七七日忌。四十九日の法事。
- ナ⸢ナナン⸣カ [na⸢nanaŋ⸣ka] (七七日忌)。普通は、⸣シンズク[⸣ʃinʣuku](四十日の法事)という
Example phrases
ジナン [ʤi⸢naŋ] (名)
- 次男。二番目の男子。
- ジ⸢ナンヌ ナーヤ⸣ ブ⸢ネーカタヌ⸣ アブジェー ⸢ナーバ ⸣ シ⸢キ⸣ルツォー
[ʤi⸢nannu naːja⸣ bu⸢neːkatanu⸣ ʔabuʤeː ⸢naːba⸣ ʃi̥⸢ki⸣ruʦoː]
(次男の名前は母方の祖父の名前を付けるそうだ) - サ⸢クシ⸣ヌ バ⸢カ⸣ジニ ⸢ソーッタール⸣ ユージェーヌ ⸢ヨー⸣シ ⸢ペー⸣リ ⸢オーッ⸣タ ジ⸢ナンバ⸣ ム⸢ドゥ⸣シ ⸣ヤー シ⸢ガソーッ⸣タツォー
[sa⸢kuʃi⸣nu ba⸢ka⸣ʤini ⸢soːttaː⸣ru ⸣juːʤeːnu ⸢joː⸣ʃi ⸢peː⸣ri ⸢ʔoːt⸣ta ʤi⸢namba⸣ mu⸢du⸣ʃi ⸣jaː ʃi⸢gasoːt⸣taʦoː]
(長男<嫡子>が若死にされたので、松竹家<{SqBr}ju⸢reː{/SqBr}《寄合の音韻変化した形》に養子に入っておられた次男を戻して家を継がされたそうだ)
Example phrases
シナンシニ [ʃi⸢naŋʃini] (連)
- 無駄死に。犬死。「死なぬ死に」の義。
- ⸢サン⸣タンティン ⸣ミサムヌバ ⸢シー アー⸣キ シ⸢ナンシニバ シー⸣ イ⸢ナムヌ⸣ダラ
[⸢san⸣tantim ⸣misamunuba ⸢ʃiː ʔaː⸣ki ʃi⸢naŋʃiniba ʃiː⸣ ʔi⸢namunu⸣dara]
(しなくても良いものをしていて、無駄死にをして誠に残念だよ)
Example phrases
シバルヌヤナンゴーリベー [ʃi⸢baru⸣nu ja⸢naŋgoː⸣ri ⸢beː] (文)
- 混濁尿(cloudiness of the urine)。尿<小便>が濁っている。細菌で濁っている場合が多く、食物による正常な場合もあるという。『医学沖縄語辞典』。
- シ⸢バル⸣ヌ ヤ⸢ナンゴー⸣ルカー ⸢ヤンマイ⸣ヌ シ⸢ルシ⸣ティ ア⸢ザリ ブー
[ʃi⸢baru⸣nu ja⸢naŋgoː⸣rukaː ⸢jammai⸣nu ʃi⸢ruʃi⸣ti ʔa⸢ʣari buː]
(尿が濁ると病気の印といわれている)
Example phrases
チョーナン [⸢ʧoːnaŋ] (名)
- 長男。サ⸢ク⸣シ[sḁ⸢ku⸣ʃi](嫡子)というのが普通である。
- ⸢チョーナンヌ⸣ マ⸢レーン⸣ティ シ⸢キテル⸣ ウ⸢ヌス⸣ク サ⸢ニンケーリ オー⸣ル
[⸢ʧoːnannu⸣ ma⸢reːn⸣ti ʃi̥⸢kitiru⸣ ʔu⸢nusu̥⸣ku sa⸢niŋkeːri ʔoː⸣ru]
(長男が生まれたと聞いて、あんなに嬉しそうにしておられる)
Example phrases
ッサナン [s⸢sa⸣naŋ] (名)
- 白波。しぶき<飛沫>を上げている波。
- ヤ⸢ダン⸣ブレービーヤ ッ⸢サナン⸣ヌ ⸣タティ ⸢ブンダ⸣ カ⸢ジヌ⸣ フ⸢キン⸣ギササー
[ja⸢dam⸣bureːbiːja s⸢sanan⸣nu ⸣tati ⸢bunda⸣ ka⸢ʤinu⸣ ɸu̥⸢kiŋ⸣gisa⸢saː]
(上原のヤダンブレ干瀬は白波を立てているから台風<風>が吹きそうだよ)
Example phrases
ナン [⸣naŋ] (名)
- {Mn_1}大波。
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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なん【何】
(Common Prefix)
- How many
(Common Noun)
- You-know-what; That
(Common Expression)
- Whatsit; What's the expression; What do you call them
(Common Interjection)
- What?
(Common Pronoun)
- What
- Hey!
なん【難】
(Common Noun)
- Difficulty; Trouble; Hardship
- Accident; Disaster; Danger
- Fault; Defect
- Criticism
なん【男】
(Noun)
- Son
なん【軟】
(Adverb)
- Soft
がつ【月】
(Suffix)
- Month (of the year); Used after number or question word (e.g. nan or nani)
ナン・ナーン
(Noun)
- Naan; Nan; Flatbread in Central and South Asian cuisine
ナン・エヌエーエヌ【NaN】
(Noun)
- Not a number; NaN
ビンなんご・ミンなんご【ビン南語・ミン南語】
(Noun)
- Min Nan (dialect of Chinese, incl. Taiwanese)