(Noun) Bone
Define funi ふに Meaning フニ
Displaying results for funi (funi・ふに・フニ) – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
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A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
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フニ funi (huni) ⓪ 名
- 骨。生きものの骨。Qcunu~.人骨。~kweesjuN.骨を肥やす意。何もしないでなまける。骨を惜しむ。(尽力する意の[骨を折る]という表現は元来はない)
- (障子などの)骨。器物の軸。?akainu~.障子の骨。
- 植物の茎。'warabinu~.わらびの茎。
フニ funi (huni) ⓪ 名
- 舟。船。~nusijuN.島流しにする。流罪にする。~nusirarijuN.島流しにされる。
フニン funin (huniN) ① 名
- 念を入れないこと。不熱心。~na Qcu.不熱心な人。
ウフニ ufuni (?uhuni) ⓪ 名
- 大根。deekuniというのが普通。
アヤフニ ayafuni (?ajahuni) ⓪ 名
文
- ?ajabuniと同じ。
フニヤン funiyan (hunijaN) ⓪ 名
- 骨の痛み。過労・けがなどで骨が痛むこと。
ハイフニ haifuni (haihuni) ⓪ 名
- 船足の速い船。hai-<hajuN。miguSikuni nubuti tisazi mucagiriba,~nu nareja cumidu mijuru.[三重城に登て手巾持ちあげれば走舟の習や一目ど見ゆる(花風)]見送りのために三重城に登って手ぬぐいを上げて振ると,早い舟のことで,ちょっとの間しか見えなくてなごり惜しい。
イリフニ irifuni (?irihuni) ① 名
- 入船。港に入る船。また,入港。
クイフニ kuifuni (kuihuni) ⓪ 名
- くり舟。丸木舟。一本の木をくりぬいて作った舟。SiNniともいう。SiNni~nu ?icuru tuke 'jariba, kijuja ?Nzi 'ugadi ?acaja cuSiga.[すんねくり舟の行きゆる渡海やれば今日や行ぢ拝で明日や来ゆすが]くり舟の行ける海だったなら,きょう行ってお会いしてあすは帰って来るのだけれど。
フニグミ funigumi (hunigumi) ⓪ 名
- 骨組み。骨格。また器物・家屋などの組み立て。
フニンゾー funinzoo (huniNzoo) ① 名
- 不人情。薄情。~na 'wikiga.不人情な男。
カラフニ karafuni (karahuni) ① 名
- 骸骨。がら。肉の付いていない骨。~nu gutooN.骸骨のようにやせている。
ウフニバー ufunibaa (?uhunibaa) ⓪ 名
- 大根の葉。
ウフニンジュ ufuninju (?uhuniNZu) ⓪ 名
- 大人数。多人数。大勢。
フニオーブ funi oobu (huni?o]obu) ⓪ 名
- 骨膜炎。単に?oobuともいう。
ウフニーチ ufuniichi (?uhuniici) ⓪ 名
- 大きな寝息。
オージヌフニ oojinufuni (?oozinuhuni) ⓪ 名
- 扇の骨。
ニービヌフニ niibinufuni (niibinuhuni) ⓪ 名
- niibi(堅い赤土)の特に岩のように堅いもの。
イリフニウイヱエ irifuni uiwee (?irihuni?uiwee) ⓪ 名
- 旅に出た人の船が港(那覇)に入った時の,出迎えの祝。入船ほっけ。
ッンジフニウイヱエ qnjifuni uiwee (?Nzihuni?uiwee) ⓪ 名
- 船で旅をする人の無事を祈って行なう祝い。首里ではdaNzu karijusija ?iradi sasimiSeru…と旅の平安を祈る歌(「だんじゆかれよし節」)を歌って祝う。
A dictionary of the Ryukyuan language
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ふにあい 【不似合】
ふにんじょう 【不人情】
やぶにっけい (植物名)
Dictionary of the Practical Use of Okinawan
Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.
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ふに
- 骨、茎
- ぐるくのー あんだんかい あぎーねー、ちぶるから どぅーぶにー じゅーまでぃ むる かまりーん。
(グルクンは油にあげたら、頭から骨、尾びれまでみんな食べられる) - うんちぇーや ふぁーん ふにん むる かまりーしが、なまぬ っちゅぬちゃーや ふぁーびけー かでぃ ふねー むる してぃとーん。
(空心菜は葉も茎もみんな食べられるが、今時の人たちは葉だけを食べて茎はみんな捨てている) - うやに にち、っくゎん っんまがん ふにぬ あらさん。
(親に似て、子も孫もがっちりしている)
Example phrases
うふ にんじゅ
- 大人数
- なまぬ じでーや っくゎなし いきらさー あしが、めーや まーぬ ちねー やてぃん うふやーにんじゅ やたん。
(現代は少子化で、以前はどこの家庭でも大家族だった) - 「あしびぬ ちゅらさや にんじゅぬ すなわい」んでぃ いち、うふにんじゅぬ すりーねー はねーちゅん。
(「遊びの出来は人数の揃い」といって、大人数が集まるとにぎやかになる)
Example phrases
から ふに
- 骸骨
- いくさから ななじゅーにん たっちん、なま ちきてぃ ぢーぬ なーかんかえー みたまぬ からふにぬ うほーく ぬくとーん。
(戦争から70年経っても、現在でも地中に御霊の遺骨が数多く残っている)
Example phrases
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
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アトゥフニ [⸣ʔatuɸuni] (名)
- 後船(あとふね)。後から出港する船。⸣アトゥフネー サ⸢キ⸣ナリ[⸣ʔatuɸuneː sḁ⸢ki⸣nari](後から出港した船が先になって)は「後の雁が先になる(油断するれば後から来るものに追い越される)」の意で用いられる。
- ⸢ワー⸣ マ⸢ニアーン⸣バ アトゥフネーラ クー⸢ヨー
[⸢waː⸣ ma⸢niʔaːm⸣ba ⸣ʔatuɸuneːra kuː⸢joː]
(君は間に合わないから後船で<後船から>来いよね)
Example phrases
アラフニ [ʔa⸢ra⸣ɸuni] (名)
- 新造船。若年層は⸢シンゾー⸣シン[⸢ʃinʣoː⸣ʃiŋ](新造船)ともいう。カツオ漁船を石垣島の造船場で新造した。ス⸢ラウラ⸣シ[su⸢raʔura⸣ʃi](進水式)には餅を撒いて祝う習慣があった。
- ア⸢ラフニ⸣ヌ ス⸢ラウラシ⸣ヌ ⸣ピンマー コー⸢シェー⸣マーン ム⸢チン ポーローッ⸣タン
[ʔa⸢raɸuni⸣nu su⸢rauraʃi⸣nu ⸣pimmaː koː⸢ʃeː⸣maːm mu⸢ʧim poːroːt⸣taŋ]
(新造船の進水式の日には菓子も餅も撒かれた)
Example phrases
イズトゥリフニ [ʔi⸢ʣutu⸣riɸuni] (名)
- 漁船。「魚獲り船」の義。
- イ⸢ズトゥリ⸣フネー イ⸢ソー⸣ラ マ⸢ダ カイ⸣リ ⸢クー⸣ヌ
[ʔi⸢ʣuturi⸣ɸuneː ʔi⸢soː⸣ra ma⸢da kai⸣ri ⸢kuː⸣nu]
(漁船は漁場からまだ帰って来ない)
Example phrases
イソーフニ [ʔi⸢soːɸuni] (名)
- 出漁船。カツオ釣り漁船。イカ釣り舟。「磯船」の転訛したもの。
- イ⸢ソーフネー⸣ イ⸢ズ マン⸣シン ⸢シー⸣ケーン
[ʔi⸢soːɸuneː⸣ ʔi⸢ʣu maŋ⸣ʃiŋ ⸢ʃiː⸣keːŋ]
(漁船<出漁した船>は大漁<満船>して帰ってきた) - イ⸢ソーフネー タイロー シー カイ⸣リ ⸣ケーン
[ʔi⸢soːɸuneː tairoː ʃiː kai⸣ri ⸣keːŋ]
(漁船は大漁して帰ってきた)
Example phrases
イダフニ [⸣ʔidaɸuni] (名)
- サバニ。「板船」の義。明治中期以降沖縄本島の糸満や久高島、奥武島より導入されたという。鉄釘を一本も使わず、タ⸢キフン[tḁ⸢kiɸuŋ](竹釘)と⸢フン⸣ドゥ[⸢ɸun⸣du](板を接ぎ合わせた所に、カ⸢シン⸣ガイ{SqBr}ka⸢ʃiŋ⸣gai{/SqBr}(かすがい<鎹>)のように、ちきりじめ<滕締め>としてうめこむ<填め込む>もの)だけで杉板を接いで造った漁業用の小舟。
イダフニ [⸣ʔidaɸuni] (名)
- {Exp_1}船体に関する語彙。{Rel_1}⸢マイ⸣ジラ[⸢mai⸣ʤira](前面、舳先の前面{EOS}鋭三角形をなす所)、{Rel_2}パ⸢ナイザキ[pa⸢naiʣaki](舳先の上面、帆柱を倒して掛けておく所{EOS}帆柱を安定させるため凹状に木を刳り抜いたものを打ちつけてある)、{Rel_3}パ⸢ナ[pa⸢na](舳先の内側の⸢アン⸣カージナ{SqBr}⸢ʔaŋ⸣kaːʤina{/SqBr}<アンカーロープ>を結んでおく所{EOS}<鼻>の義か)、{Rel_4}⸢マイユッカー⸣マ[⸢maijukkaː⸣ma](「小前床」の義{EOS}板を張って両舷側に渡した小さい床板{EOS}これに座って船を漕ぐ)、{Rel_5}⸢ウシカキ[ʔu⸢ʃikaki](帆柱を立てるために中央に長方形の穴をあけた一種の梁{EOS}厚さ約一寸五分、幅約五寸、長さ約四尺<これは舟の大きさにより異なる>で板舟の両舷側に固定されている{EOS}両舷側の上部に幅約一寸、厚さ約七分、長さ約七寸の棒で押さえ縛って固定してある)、{Rel_6}パ⸢ラータティ⸣ミー[pa⸢raːtati⸣miː](帆柱を立てる際、根元を固定するための穴{EOS}ウ⸢シカキの真下よりやや前方にずらしてある{EOS}従って帆柱はやや後方に傾いて立つ)、{Rel_7}⸢シー⸣キサ[⸢ʃiː⸣ki̥sa](帆柱を固定するのに用いる一種の楔{EOS} uby{鍔}{ツバ}の付いた台形の楔二個、鍔のない台形の楔一個、風力に合わせて帆柱の角度を調節する)、{Rel_8}⸣マンタヌ ⸢ヨーカ⸣ミー[⸣mantanu ⸢joːka⸣miː](前の湯淦排水用穴<湯淦孔>、パ⸢ラータティ⸣ミー の直前にある)、{Rel_9}⸢マイユッ⸣カ[⸢maijuk⸣ka](前床板)。ウ⸢シカキの直後にある。これに座って帆を揚げ下ろしする人を⸢ピーヌール[⸢piːnuːru](「舳乗り」の義{EOS}という )、{Rel_10}ナ⸢カユッ⸣カ[na⸢kajuk⸣ka](中床板)、{Rel_11}トゥ⸢ムユッ⸣カ[tu⸢mujuk⸣ka](艫の床板、船頭の座る床板)、{Rel_12}⸢ハイ⸣グヮー[⸢hai⸣gwaː](艫の小梁、直径2寸ほどの棒を艫の両舷側に渡し、固定したもの{EOS}その下に銅線で両舷側を締め、⸢ハイ⸣グヮーとしっかり巻き締めてある{EOS}これとウ⸢シカキ⸣で⸣イダフニの船腹部を固めている)、{Rel_13}トゥ⸢ム⸣ヌ ユッ⸢カー⸣マ[tu⸢mu⸣nu juk⸢kaː⸣ma](艫の小さな床板)、{Rel_14}トゥ⸢ム⸣ジラ[tu⸢mu⸣ʤira](艫面、艫の正三角形部分{EOS}内側には綱を通す穴がある)、{Rel_15}⸢ウシキ⸣ヤー[⸢ʔuʃi̥ki⸣jaː](両舷側の上部を幅約一寸、厚さ約五分の固い板で押さえたもの{EOS}舟を漕ぐ際に櫂で両舷が擦り減らないように保護するもの)、{Rel_16}サ⸢ギ⸣ヤー[sa⸢gi⸣jaː](さげるもの{EOS}竹のフロート{EOS}直径約10センチ、長さ約2メートルの竹{EOS}ローリングを防ぐための一種のフロートの機能を果たす{EOS}外洋へ出漁する際は、これを船腹に吊り下げた)、{Rel_17}タ⸢ナ[ta⸢na](棚板、⸣イダフニに積荷をする際波頭が舷側より打ち込むのを防ぐため、両舷側に装着する板{EOS}幅約七寸、厚さ五分、長さ約六尺の板を二枚ずつ組み合わせて使用した{EOS}主に船腹部と舳先に装着した)、{Rel_18}⸢カー⸣ラ[⸢kaː⸣ra](舟の前方船底につける一種の竜骨{EOS}これは⸢プーザンプー{SqBr}⸢puːʣampuː{/SqBr}を張って操船する際、波を切って風上に舟を走らせる機能を果たす)、{Rel_19}⸣ヤク[⸣jaku](櫂{EOS}トゥ⸢ム⸣ヤク{SqBr}tu⸢mu⸣jaku{/SqBr}<「艫櫂」の義{EOS}船頭が舵をとるのに用いる>、ヤ⸢コー⸣マ{SqBr}ja⸢koː⸣ma{/SqBr}<小さな櫂>などがある)、{Rel_20}⸢ユー⸣トゥル[⸢juː⸣turu](舟の淦を汲み取る道具{EOS}ア⸢カ⸣トゥル{SqBr}ʔa⸢ka⸣turu{/SqBr}ともいう{EOS}⸣マチ{SqBr}⸣maʧi{/SqBr}<松>の幹を刳って作る)。
イダフニ [⸣ʔidaɸuni] (名)
- {Exp_2}帆に関する語彙。{Rel_1}⸢プー[⸢puː](帆)、{Rel_2}フ⸢クル⸣プー[ɸu̥⸢kuru⸣puː](和船式の帆{EOS}柱が帆の中心になるように作られている)、{Rel_3}⸢プーザンプー[⸢puːʣampuː](沖縄のサバニ独特の帆{EOS}竹の竿<直径約3センチ、長さ約2・4メートル>を帆の桟に用いて作られた帆)、{Rel_4}ミ⸢ナー[mi⸢naː](帆を吊り上げる縄)、{Rel_5}⸢ティン⸣ナー[⸢tin⸣naː](帆を操作する縄{EOS}帆の桟の右端から5~6本の小さな縄が船頭の手元に集められているもの<⸢手縄」の義>)、これらが⸣イダフニの構成要素である。糸満漁民や久高漁民、 奥武漁民の中には鳩間島でイカ漁を操業するために⸣イダフニを二艘並べて帆柱でがっちりと結わえ、双胴船仕立てにし、糸満から鳩間島まで帆走してきたという。漁を終えたら⸣イダフニを鳩間の人に売り、漁獲物を石垣経由那覇行きの定期船に積み込んで帰ったという
イリフニ [ʔi⸢riɸuni] (名)
- 入船。入港。対義語ン⸢ジ⸣フニ[ʔn⸢ʤi⸣ɸuni](出船)。
- イ⸢サナケー⸣ラヌ イ⸢リ⸣フネー イ⸢チブカラ⸣ クーカヤー
[ʔi⸢sanakeː⸣ranu ʔi⸢ri⸣ɸuneː ʔi⸢ʧibukara⸣ kuːkajaː]
(石垣島からの入船はいつ<何時>頃来るかなあ)
Example phrases
イリフニ [ʔi⸢ri⸣ɸuni] (名)
- 入り船。
- イ⸢サナケー⸣ラヌ イ⸢リフニ⸣ヌ ⸣アルカー ウ⸢レー⸣ラ ⸢ニーム⸣チェー ⸣クーパジ
[ʔi⸢sanakeː⸣ranu ʔi⸢riɸuni⸣nu ⸣ʔarukaː ʔu⸢reː⸣ra ⸢niːmu⸣ʧeː ⸣kuːpaʤi]
(石垣からの入船があったら、それから荷物は送られてくるはずだ) - ⸢キュー⸣ヤー イ⸢リフニ⸣ヌ ⸣ヨイ ⸢ソー⸣ルンツォー
[⸢kjuː⸣ ja ʔi⸢riɸuni⸣nu ⸣joi ⸢soː⸣runʦoː]
(今日は入船の祝いをなさるそうだ) - イ⸢サンケーラヌ⸣ イ⸢リ⸣フネー ⸣ニー ウ⸢ラ⸣スカー ン⸢ジ⸣フニ ⸣ナリ イ⸢ラムテー パッ⸣タ
[ʔi⸢sanakeːranu⸣ ʔi⸢ri⸣ɸuneː ⸣niː ʔu⸢ra⸣sukaː ʔn⸢ʤi⸣ɸuni ⸣nari ʔi⸢ramuteː pat⸣ta]
(石垣島からの入港船は荷を下ろしたら出船になって西表へ行った<出港した>)
Example phrases
イリフニヨイ [ʔi⸢riɸuni⸣joi] (名)
- 入り船の祝い。
- ム⸢カ⸣シェー ウ⸢キナー⸣タビ ⸢ソー⸣ル ⸣ピンマー ン⸢ジフニ⸣ヨイ ウ⸢キナー⸣タベーラ ⸢カイ⸣リ ⸢オー⸣ル ⸣ピンマー イ⸢リフニ⸣ヨイ ⸢ソーッ⸣タン
[mu⸢ka⸣ʃeː ʔu⸢kinaː⸣tabi ⸢soː⸣ru ⸣pimmaː ʔn⸢ʤiɸuni⸣joi ʔu⸢kinaː⸣tabeːra ⸢kai⸣ri ⸢ʔoː⸣ru ⸣pimmaː ʔi⸢riɸuni⸣joi ⸢soːt⸣taŋ]
(昔は沖縄旅をされる時は出船の祝いを、沖縄旅から帰ってこられる時は入り船の祝いをなさったものだ)
Example phrases
ウブフニ [ʔu⸢bu⸣ɸuni] (名)
- 本船。大船。
- イ⸢サナケー⸣ラ ウ⸢ブフニ⸣ヌ ⸢ペー⸣リクーカー シ⸢ナムノー⸣ アン
[ʔi⸢sanakeː⸣ra ʔu⸢buɸuni⸣nu ⸢peː⸣rikuːkaː ʃi⸢namuoː⸣ ʔaŋ]
(石垣島から本船が入港したら<入ってきたら>品物はある)
Example phrases
クバフニ [ku⸢baɸuni] (名)
- 玩具の名。クバ(蒲葵)の葉柄で作った舟。上部を削り、福木の葉を竹箸で通して差し、竹で梶を作って海に浮かべたり、水に浮けたりして遊んだ。
- ク⸢バフニ⸣ ス⸢ク⸣リ ッ⸢ふィーラ⸣ナー
[ku⸢baɸuni⸣ su̥⸢ku⸣ri f⸢fiːra⸣naː]
(蒲葵舟を作ってあげようね)
Example phrases
グマフニ [gu⸢ma⸣ɸuni] (名)
- 小舟。小さな舟。フ⸢ネー⸣マ[ɸu⸢neː⸣ma](小舟)ともいう。マ⸢ギ⸣フニ[ma⸢gi⸣ɸuni](大きな船)の対義語。
- ⸣イダフニンドーレーヌ グ⸢マ⸣フネーラル ⸢パイ⸣ター バ⸢タリ タースク⸣ル ⸢ソーッ⸣タ
[⸣ʔidaɸunindoːreːnu gu⸢ma⸣ɸuneːraru ⸢pai⸣taː ba⸢tari taːsu̥ku⸣ru ⸢soːt⸣ta]
(板舟<サバニ>等の小舟で<から>南端<西表北岸>へ渡り稲作<田造り>をなされた)
Example phrases
トゥブフニ [tu⸢buɸuni] (名)
- 飛行機。飛行艇。水上飛行機。「飛び舟」の義。
- イ⸢クサ⸣ヌ ⸣マイナ パ⸢トゥ⸣マナー トゥ⸢ブフニヌ⸣ ウレータン
[ʔi⸢kusa⸣nu ⸣mainaː pḁ⸢tu⸣manaː tu⸢buɸuninu⸣ ʔureːtaŋ]
(戦前<戦争の前に>鳩間島に飛行艇が下りたことがあった)
Example phrases
ナーリフニ [⸢naːri⸣ɸuni] (名)
- 流れ舟。漂流船。
- カ⸢ジフキ⸣ナー ⸢ナーリフニ⸣ヌ ⸢ナー⸣リ ⸣ケータン⸢ダー
[ka⸢ʤiɸu̥ki⸣naː ⸢naːriɸuni⸣nu ⸢naː⸣ri keːtan⸢daː]
(台風で流れ舟が流れてき<漂着し>たことがあるよ)
Example phrases
ナカラフニ [na⸢kara⸣ɸuni] (名)
- 積載量の半分しか積んでない船。
- ⸢パイター⸣ラー カ⸢ラ⸣フニシェー ⸢オーラン⸣シェン ナ⸢カラ⸣フニ ヤ⸢ラバン⸣ ヤー⸢ディン⸣ タ⸢ム⸣ノー ⸣キシティル ⸢ヌーシ オーッタ⸣ル
[⸢paitaː⸣raː ka⸢ra⸣ɸuniʃeː ⸢ʔoːraŋ⸣ʃeŋ na⸢kara⸣ɸuni ja⸢raban⸣ jaː⸢din⸣ ta⸢mu⸣noː ⸣ki̥ʃitiru ⸢nuːʃi ʔoːtta⸣ru]
(西表<南端>からは空船では帰ってこられなかった{EOS}半分荷を積んだ船であっても、必ず薪になる木を伐って積載して来られた)
Example phrases
パーレーフニ [⸢paːreː⸣ɸuni] (名)
- 爬竜船。爬竜船競漕に使用する⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](サバニ)。東村、西村それぞれ一艘ずつ選び出す。各家は一艘のイダフニを所有していたから、青年たちがそれらのイダフニを漕ぎ比べて船足の速いイダフニを選出し、爬竜船に決めて豊年祭の当日に青と白のペンキで船側を波形模様に装飾した。みよし(舳先)も水切りの工夫を凝らして大きな目玉をペンキで描き入れた。櫂は中心から左右に白いペンキで羽模様の斜線を描き入れて装飾をほどこした。爬竜船が一斉に漕ぎ出すと、櫂の上下する様があたかも鶏が羽ばたくように見えた。
- ク⸢トゥシェー タッ⸣テヌ フ⸢ニ⸣バ ⸢パーレー⸣フニティ キ⸢モーッ⸣ター
[ku̥⸢tuʃeː tat⸣tenu ɸu⸢ni⸣ba ⸢paːreː⸣ɸuniti ki⸢moːt⸣taː]
(今年はどこの家のイダフニを爬竜船に決められたのか)
Example phrases
パヤフニ [pa⸢ja⸣ɸuni] (名)
- はやぶね(早船)。急ぎの船。
- パ⸢ヤ⸣フニ タ⸢ナ⸣ミ イ⸢ラムティバー⸣キサーギ ⸣パルカー ⸢ゾーキ⸣ナ マ⸢ニ⸣アウン
[pa⸢ja⸣ɸuni ta⸢na⸣mi ʔi⸢ramutibaː⸣kisaːgi ⸣parukaː ⸢ʣoːki⸣na ma⸢ni⸣ʔauŋ]
(早舟を頼んで西表までさえ行けば台湾航路の定期蒸気船に間に合うよ)
Example phrases
フターチフニ [ɸu̥⸢taːʧiɸuni] (名)
- 舟(イダフニ)を二艘並べて帆柱で前方のウ⸢シカキ[ʔu⸢ʃikaki](帆柱を立てる梁)と後方の⸣トゥム[⸣tumu](艫)の部分を結わえて固定し、双胴船のようにしたもの。糸満の漁師は、漁期になると沖縄からサバニ(板で接いで造った舟)をフ⸢ターチフニ[ɸu̥⸢taːʧiɸuni]にして鳩間島に渡り、漁期が終了すると舟を鳩間島の人に売って帰ったという。
- イ⸢ツマン⸣プソー フ⸢ターチフニ シェー⸣ティル ⸢ヤイマー⸣ バ⸢タローッ⸣タティ⸢ダー
[ʔi⸢ʦumam⸣pu̥soː ɸu̥⸢taːʧiɸuni ʃeː⸣tiru ⸢jaimaː⸣ ba⸢taroːt⸣tati⸢daː]
(糸満の人はフターチフニをして八重山へ渡られたそうだよ)
Example phrases
フニ [⸣ɸuni] (名)
- 船。船の総称。
- ⸣イダフニ [⸣ʔidaɸuni] (サバニ{EOS}板を接いで造った舟)。 ⸣マチフニ [⸣maʧiɸuni] (松の木の刳り舟)。明治の初期までは松の大木で刳り舟を造って西表島への通耕に利用したが、 uby{刳}{クリ}舟は時化で遭難することが多かったという。明治初期頃から夏期のイカ釣漁に従事するため、糸満の漁師がサバニを二艘組み合わせて双胴船に仕立て、直接鳩間島にやって来、漁期が終わるとサバニを鳩間の人に売って帰ったという。糸満漁師が帰郷する際は、漁獲して製造したプ⸢シ⸣イカ[pu̥⸢ʃi⸣ʔika](干しイカ{EOS}するめいか)とイ⸢ガカラス[ʔi⸢gakarasu](イカの塩辛)を那覇・石垣・台湾間の定期航路を利用して沖縄へ持ち帰ったという。こうして鳩間島には⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](板舟{EOS}サバニ)が増えていったといわれている(加治工伊佐氏談)。 ⸢ティンマ [⸢timma] (伝馬船{EOS}地舟{EOS}五反帆船)。⸣マーラン[⸣maːraŋ](馬艦船)、⸢ヤンバル⸣シン[⸢jambaru⸣ʃiŋ](山原船)、⸢ダン⸣ベー[⸢dam⸣beː](団平舟{EOS}石炭運搬船)など。 ン⸢ジ⸣フニ [ʔn⸢ʤi⸣ɸuni] (出船)。 イ⸢リフニ [ʔi⸢riɸuni] (入船)
Example phrases
Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect
Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED
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ウフニンジュ [uɸu]niɴdʒu] (名)
- 大勢
サバニフニ [sabanifuni] L (名)
- 刳り船
ニームツゥフニ [niːmutsɨɸuni] L (名)
- 貨物船
フニ [ɸuni] L (名)
- 船
フニン [ɸuniɴ] F (名)
- ヒラミレモン。ミカン
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
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ふに【不二】
(Noun)
- Advaitam (non-duality)
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
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言葉の助言:
- fu (ふ) — Japanese expression with the particle に, used for locations ('to', 'in', 'at'), to form adverbs, to indicate time, to indicate intent or to mark the agent in a passive sentence