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Define gumi ぐみ Meaning グミ

Displaying results for gumi (gumi・ぐみ・グミ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

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Ryukyu (Okinawa)

ぐみうち【塵打ち】

(Noun) Feather duster

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

グミ gumi (gumi) ⓪ 名

  1. ごみ。塵芥。目にはいるほどの小さいものには言わない。hukui,hukucici,miNcamuNなどの項参照。

ミグミ migumi (migumi) ⓪ 名

  1. 恵み。'jutakanaru mijunu sirusi ?arawariti ?amiCijunu~tuciN taganu.[豊なる御世のしるしあらはれて雨露のめぐみ時もたがぬ]豊かな御世のしるしがあらわれて,雨露の恵みも時節をたがえない。

ティグミ tigumi (tigumi) ⓪ 名

  1. 手組み。手配。手はず。準備。?acaga hwini naraba, ?ikusa ?usijusiti, ?ucitujuru~sjuru ?ucidu 'jataru.[あちやが日にならばいくさ押寄せて討ちとゆる手組しゆるうちどやたる(忠臣身替)]あすになったら軍勢が押し寄せて打ち取る手配をしているところだった。tigumee seemi.手配はしてあるか。

ルーグミ ruugumi (ruugumi) ① 名

  1. 牢籠めの意。投獄。~sarijuN.牢に入れられる。口語ではhwirazuNkai kumirarijuN.([平等所]に入れられる)といった。

イィングミ yingumi ('iNgumi) ⓪ 名

  1. 縁組。~sjuN.縁組を結ぶ。

フニグミ funigumi (hunigumi) ⓪ 名

  1. 骨組み。骨格。また器物・家屋などの組み立て。

ハナグミ hanagumi (hanagumi) ⓪ 名

  1. [花米]神前に供えるための洗い清めた米。その敬語は'Npanagumi。

サクグミ sakugumi (sakugumi) ⓪ 名

  1. うるち。粳米。sakumeeともいう。

トーグミー toogumii (toogumii) ⓪ 名

  1. 南京米。外米。内地米はziimee(地米)という。

ヰナグミ winagumi ('winagumi) ⓪ 名

  1. 女の身。

ヤグミサ yagumisa ('jagumisa) ① 名

  1. 恐れはばかること。恐縮。?ija kuhwina ?azisuinu ?umeni 'juSirijai,~N siraN munu?i nikusa.[いやこへな按司そひの御前によしれやりやぐめさも知らぬ物言にくさ(忠臣身替)]いや,このような尊い城主様の御前に出て恐れはばかることも知らないものの言い方がにくい。narasu 'juCidakinu ?utuni mazirijai, ?ujagumisa ?atiN ?usuba 'jutaru.[鳴らす四つ竹の音にまぎれやりおやぐめさあてもお側寄たる]鳴らすカスタネットの音にまぎれて,(踊りながら)恐れ多いけれども,おそばに寄って行った。~sjuN.恐れはばかる。恐縮する。~N neeraN.恐れはばからぬ。

グミウチ gumi uchi (gumi?uci) ① 名

  1. はたき。ちりはらい。

ハチャグミ hachagumi (hacagumi) ⓪ 名

  1. 菓子の名。もちごめを蒸し,乾かして炒り,砂糖を入れて四角に固めたもの。おこし。

マブイグミ mabuigumi (mabuigumi) ⓪ 名

  1. 魂をこめることの意。mabui?utiをして人の体から離れた魂をふたたび体にこめること。また,そのための祈願。ごちそうと本人の着物を,魂が落ちた現場へ持って行き,その着物の中に魂を招き入れて持って帰り,本人にごちそうを食べさせると同時に,その着物を着せる。ごちそうの膳には小石三個を置き,茶碗に一杯水を用意して,ごちそうを食べる前に,mabujaa mabujaa?uuti kuu'joo,?uhumee'jatumee kwira'jaa.(魂,魂,ついて来い。大きな大きなめしをやるぞ)と言って,その水(?ubiiという)をひたいに指で三度つける。

ムチグミ muchigumi (mucigumi) ① 名

  1. 餠米。

ンパナグミ npanagumi ('Npanagumi) ⓪ 名

  1. [御花米]?ugwaN(祈願)をする時に用いる,洗い清めた米。もし,あたりに水がなくて洗ってない場合にはkaraNpanaという。また,洗った時には,?usimasiという。

シマグミ shimagumi (simagumi) ⓪ 名

  1. 沖繩産米。ziimee(内地米),toogumi(外米)などに対する。

トゥトーグミ tutoogumi (tutoogumi) ① 名

  1. 徒党組みの意。悪人などの集団。集団強盗の類。

ウチグミー uchigumii (?ucigumii) ⓪ 名

  1. 事業などの組合を作ること。~sjuN・組合を作る。

シラギグミ shiragigumi (siragigumi) ⓪ 名

  1. 白米。精米。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

くみ 【組】

Phrases

ぐみ (植物名)

くみこむ 【汲み込む】

くみとる 【汲み取る】

くみひも 【組紐】

See also

くみおどり 【組踊り】

くみたてる 【組み立てる】

See also

Phrases

くみうちする 【組み打ちする】

おくみ 【衽】

しくみ 【仕組み】

See also

つぐみ 【鵣】

Phrases

てぐみ 【手組み】

どくみ 【毒味】

めぐみ 【恵み】

えんぐみ 【縁組】

しおくみ 【潮汲み】

ひらぐみ 【平組】

ほねぐみ 【骨組み】

Phrases

ふくみごえ 【含み声】

わるだくみ 【悪巧み】

See also

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

さく ぐみ

  • うるち米
  • Example phrases
    • まるふぃーじー かどーる くみんかい 「さくぐみ」んでぃ いーん。
      (いつも食べている米を「さくぐみ」と言う)

はちゃ ぐみ

  • もち米のおこし
  • Example phrases
    • はちゃぐみねー しるーとぅ あかーぬ あてぃ、くーさる ばすねー やーさのーし やたん。
      (餅米のおこしには白と赤があって、幼い頃にはおやつだった)

まぶい ぐみ

  • 魂込め
  • Example phrases
    • くるまじこ あーたい、たかさる とぅくまから うてぃたい、うみかーらをぅてぃ っんぶっくぃたい、むぬかんげーぬ しーぢゅーさるたみに ちむんくくるん ちかりとーるとぅちに まぶいぐみ すん。
      (自動車事故にあったり、高いところから落ちたり、海川で溺れたり、ものを考え過ぎるために精神的にも疲れているときに魂込めをする)

*(参考)くたんでぃーん(重労働で疲れる)、をぅたいん(軽い労働で疲れる)、ちかりーん(精神的に疲れる)

*(参考)宮良 (2019b, 55頁)

やぐみさ

  • 恐れ多いこと
  • Example phrases
    • やぐみさん しらん いちん うんぬきーし ぐぶりー なとーいびーん。
      (恐れを知らない意見を申し上げて申し訳ありません)

んぱな ぐみ

  • 御花米
  • Example phrases
    • うぐゎんぬ ばすねー、んぱなぐみとぅ うじゃきさーに うかみがなしーんかい うとぅーし かきーん。
      (祈願の際には、御花米と御酒で神様に申し立てる)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

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イングミ [⸢ʔiŋ⸣gumi] (名)

  • 縁組。
  • Example phrases
    • ⸢ウッ⸣ツァー フ⸢ターロー⸣ キサー⸢ティ イン⸣グミ ⸢ソー⸣レーン⸢トゥ⸣ツォー
      [⸢ʔut⸣ʦaː ɸu̥⸢taːroː⸣ ki̥saː⸢ti ʔiŋ⸣gumi ⸢soː⸣reːn⸢tu⸣ʦoː]
      (あれら<彼ら>二人は既に縁組をされたそうだよ)

グミ [⸣gumi] (名)

  • ごみ。塵芥。標準語の「ごみ(塵・芥)」の転訛したもの。普通は、フ⸢ク⸣ジ[ɸu̥⸢ku⸣ʤi](塵)、フ⸢クイ[ɸu̥⸢kui](ほこり<埃>)という。
  • Example phrases
    • ⸣グミ プ⸢サウン
      [⸣gumi pu̥⸢sauŋ]
      (ごみを拾う)

ナマグミ [na⸢ma⸣gumi] (名)

  • 生米。炊いたり炒ったりしてない米。ナ⸢マ⸣マイ[na⸢ma⸣mai](生米)ともいう。
  • Example phrases
    • ミ⸢ドゥム⸣ヌ ナ⸢マ⸣グミ ⸢カン⸣ザリ ッ⸢ふー⸣カー パ⸢ル⸣ミ ⸢プー スー⸣ク
      [mi⸢dumu⸣nu na⸢ma⸣gumi ⸢kan⸣ʣari f⸢fuː⸣kaː pa⸢ru⸣mi ⸢buː suː⸣ku]
      (女が生米をかじって食うと妊娠している証拠だ)

パツァグミ [pḁ⸢ʦa⸣gumi] (名)

  • おこし(興し{EOS} uby{SqBr}g{/SqBr}{粔籹}{オコシ})。
  • Example phrases
    • パ⸢ツァ⸣グミティ ア⸢ズ コー⸣シン ⸣キサー イ⸢サナケー⸣ パ⸢ラン⸣カー ッ⸢ふァーランシェン
      [pḁ⸢ʦa⸣gumiti ʔa⸢ʣu koː⸣ʃiŋ ⸣kisaː ʔi⸢sanakeː⸣ pa⸢raŋ⸣kaː f⸢faːraŋʃeŋ]
      (おこしというお菓子も以前は石垣島へ行かないと食べられなかった)
    • パ⸢ツァ⸣グメー ン⸢マーン⸣ドゥ ⸣ティー ム⸢チンダーリティ⸣ ナ⸢ラ⸣ヌ
      [pḁ⸢ʦa⸣gumeː ʔm⸢maːn⸣du ⸣tiː mu⸢ʧindaːriti⸣ na⸢ra⸣nu]
      (おこしは美味しいが、手に粘っこくくっ付いて堪らない)

パナングミ [pa⸢naŋ⸣gumi] (名)

  • 神仏に供える白米。⸢花米」の義。重箱に白米を1合、2合、3合、5合、のように入れて、それぞれイ⸢チンゴー⸣パナ[ʔi⸢ʧiŋgoː⸣pana](1合花米)、⸢ニンゴー⸣パナ[⸢niŋgoː⸣pana](2合花米)、⸢サンゴー⸣パナ[⸢saŋgoː⸣pana](3合花米)、⸢グンゴー⸣パナ[⸢guŋgoː⸣pana](5合花米)という。近しい親戚の法事には⸢グンゴー⸣パナ[⸢guŋgoː⸣pana](5合花米)に線香を添えた⸢コー⸣パナ[⸢koː⸣pana](線香と花米)を供えた。
  • Example phrases
    • カ⸢ミグトゥ⸣トゥ ⸢グァンス⸣グトゥナー パ⸢ナング⸣ミン シ⸢キ ソーッ⸣タ
      [ka⸢migutu⸣tu ⸢gwansu⸣gututunaː pa⸢naŋ⸣gumiŋ ʃi̥⸢ki soːt⸣ta]
      (神事と仏事<元祖事>には花米も供えなさった)

イツァンパイキー [ʔi⸢ʦam⸣paikiː] (名)

  • (植)マサキ(正木{EOS}柾)。ニシキギ科の常緑低木。神事にその葉を用いる木。榊。フティマ『琉球列島植物方言集』(天野鉄夫著)とある。葉をパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米、神仏に供える白米)を盛る茶碗の周りに立てて飾る。庭木として各家に植栽されていた。
  • Example phrases
    • イ⸢ツァン⸣パイキーヌ ユ⸢ダ⸣ ブリキー ⸢ザートゥク⸣ヌ ⸣パナ イ⸢キ⸣リ
      [ʔi⸢ʦam⸣paikiːnu ju⸢da⸣ burikiː ⸢ʣaːtuku⸣nu ⸣pana ʔi⸢ki⸣ri]
      (榊の枝を折ってきて床の間の花を活けなさい)

ウクジ [ʔu⸢ku⸣ʣi] (名)

  • 神意を占う籤。玄米を盆の上に並べて占う。神饌のパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を掴み取り、盆の上に二粒を一対に uby{籤}{クジ}を並べる。対が偶数個並ぶと(ム⸢ルウクジ{SqBr}mu⸢ruʔukuʤi{/SqBr}<諸御籤{EOS}吉>)という。米粒が対を形成しない時は何度も占いを実施して対を作る。対が基数個の場合は⸢パンウクジ[⸢panʔukuʤi](半御籤{EOS}要用心)といわれている。⸣クジ ウ⸢ク⸣スン[⸣kuʣi ʔu⸢ku⸣suŋ]( uby{籤}{クジ}を起こす<籤で占う>)、⸣クジ バ⸢ルン[⸣kuʣi ba⸢ruŋ](籤を割る<籤で占う>)のようにいう。
  • Example phrases
    • ⸢カンヌ⸣マイナーティ ウ⸢ク⸣ジ バ⸢ローッ⸣タ
      [⸢kannu⸣mainaːti ʔu⸢ku⸣ʤi ba⸢roːt⸣ta]
      (神前で米の籤を割って神意を占われた)

ウブパナ [ʔu⸢bu⸣pana] (名)

  • 神前に供える白米。ウ⸢ブパナン⸣グミ[ʔu⸢bupanaŋ⸣gumi](大初米)の義。四段重ねの上段の重箱の内側に紅白の uby{甲立}{コウ|ダテ}<饗立>を立てて白米を盛り上げた神前の供物。正月や米寿等の大きな祝儀に床の間に供える。
  • Example phrases
    • ウ⸢ブ⸣パナン ス⸢コーリ ザー⸣トゥクナー カ⸢ザリ⸣ シ⸢キティ⸣ ドゥーパダ ⸢キンコー⸣ ニ⸢ガイ シキ⸣リバ
      [ʔu⸢bu⸣panaŋ su̥⸢koːri ʣaː⸣tu̥kuna ka⸢ʣari⸣ ʃi̥⸢kiti⸣ duːpada ⸢kiŋkoː⸣ ni⸢gaiʃi̥ki⸣riba]
      (神前に供える大花米も準備し、床の間に飾り供え、身体の健康を祈願し<願い上げ>しなさいよ)

カザリクビン [ka⸢ʣarikubiŋ] (名)

  • 神事の際に神酒を入れて供えるのに使う錫製の大きな酒器<瓶子>。「飾り瓶子」の義。かんびん(燗瓶)の形をした、高さ約20センチの徳利形の瓶。白磁製の瓶もある。赤絵のカザリクビンは正月や祝儀の際に紅白の飾り蓋<栓>を挿し、重箱にパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を盛って床の間の神前に供えた。白磁のカザリクビンにも紅白の紙を折って波形に重ねた⸣ザウ[⸣ʣau](飾り蓋の栓)を挿した。
  • Example phrases
    • ⸣ソンガチナーヤ カ⸢ザリクビン⸣ナー ⸣グシェー イ⸢リティ⸣ ア⸢ガカビトゥ⸣ ッ⸢ス⸣カビシ ⸢ザウ⸣バ ス⸢ク⸣リ ッ⸢ソーッ⸣タ⸢ダー
      [⸣soŋgaʧinaːja ka⸢ʣarikubin⸣naː ⸣guʃeː ʔi⸢riti⸣ ʔa⸢gakabitu⸣ s⸢su⸣kabiʃi ⸢ʣau⸣ba su̥⸢ku⸣ri s⸢soːt⸣ta⸢daː]
      (正月には飾り瓶子に酒<神酒>を入れて赤紙と白紙で装飾用の栓<飾り蓋>を作って挿されたものだよ)

グサークマイ [gu⸢saːku⸣mai] (名)

  • 五勺米。{⸢プー⸣ル[⸢puː⸣ru](豊年祭)やキ⸢チゴン[ki̥⸢ʧigoŋ](結願祭)などの神行事に各家庭より十五歳以上の人数分供出するパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)}

グシパナ [⸣guʃipana] (名)

  • 神仏に供える酒と花米。「御酒花」の義か。神事や仏事の際に供えられる。酒は白磁製の⸢カン⸣ビン[⸢kam⸣biŋ](燗壜)にいれ、白紙を折って蓋をしたものを⸢イッチー[⸢ʔitʧiː](一対)、パ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)はジ⸢ブ⸣ク[ʤi⸢bu⸣ku](重箱)一枚に米一合、叉は三合、五合、九合のように入れたもの。他に、ウ⸢ブ⸣グシ[ʔu⸢bu⸣guʃi](祝儀用の神酒{EOS}大酒)、ウ⸢ブ⸣パナ[ʔu⸢bu⸣pana](正式のパナングミ<花米>{EOS}四つ重ねの重箱に花米を盛って二十八宿の uby{甲立}{コウ|ダテ}で囲ってあるもの)と中皿に盛ったものがある。
  • Example phrases
    • ⸣グシパナン ス⸢コーリ⸣ マ⸢チ⸣バ
      [⸣guʃipanan su̥⸢koːri⸣ ma⸢ʧi⸣ba]
      (神仏に供えるお酒や花米を準備してお供えしなさい)

クジバルン [⸣kuʤi ba⸢ruŋ] (連)

  • 神意を占う。籤を引く。「籤を割る」の義。神前で祈願をして供物のパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を一掴み取ってお膳の上に並べて神意を占うこと。ウ⸢ク⸣ジ バ⸢リ⸣ マ⸢ラソー⸣ルン[ʔu⸢ku⸣ʤi ba⸢ri⸣ ma⸢rasoː⸣ruŋ](お籤を割って、神意を誕生させられる)という

クブ [⸣kubu] (名)

  • (植)海草の昆布。干し昆布。本土から輸入された。クブは昔から祝儀、不祝儀の料理に欠く事の出来ない食材である。ク⸢ブ⸣マキ[ku⸢bu⸣maki](魚の昆布巻き)やム⸢スビクブ[mu⸢subikubu](大きな結び昆布)の料理にしたり、炒め物に入れたりして食した。また、正月には⸢ザー⸣トゥク[⸢ʣaː⸣tuku](床の神)に供える、こうだて(甲立て)したジ⸢ブ⸣ク[ʤi⸢bu⸣ku](重箱)のパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)の上に立てて、その家に慶事が招来されることを祈願する。
  • Example phrases
    • ⸣ヨイナーン ⸢ソッ⸣コーナーン ⸣クブシ ⸣ウサイ ス⸢ク⸣ローッタ⸢ダー
      [⸣joinaːn ⸢sok⸣koːnaːŋ ⸣kubuʃi ⸣ʔusai su̥⸢ku⸣roːtta⸢daː]
      (お祝いにも法事<焼香>にも昆布でご馳走<料理>を作られたのだよ)

グンゴーパナ [⸢guŋgoː⸣pana] (名)

  • 五合の花米。⸣パナ[⸣pana]は、パ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)の略。精米五合を一つの重箱に入れ、⸢カン⸣ビン[⸢kam⸣biŋ](燗瓶)一対の神酒と共に神前に供えるもの。
  • Example phrases
    • ⸢グンゴー⸣パナー ス⸢コーリ⸣ シ⸢キリ⸣バ
      [⸢guŋgoː⸣panaː su̥⸢koːri⸣ ʃi̥⸢kiri⸣ba]
      (五合の花米を準備して神前に供えなさいよ)

コーシ [⸢koː⸣ʃi] (名)

  • 菓子。[kwaʃi] → [kuaʃi] → [koːʃi] と音韻変化して形成された語。ア⸢ミダマ[ʔa⸢midama](飴玉)、⸢シン⸣ビーコーシ[⸢ʃim⸣biːkoːʃi](煎餅)は新しく借用された語。ア⸢ラシコーシ[ʔa⸢raʃikoːʃi](甑で蒸し上げた菓子)、パ⸢ツァ⸣グミ[pḁ⸢ʦa⸣gumi](おこし{EOS}糯米を蒸し、乾して炒り、砂糖を加えて四角に固めた菓子)、⸢クーガー⸣シ[⸢kuːgaː⸣ʃi](お盆の時に仏前に供える菓子)などは石垣島から購入してきた。
  • Example phrases
    • ⸢コー⸣シ ⸢カイ⸣クー
      [⸢koː⸣ʃi ⸢kai⸣kuː]
      (菓子を買ってこい)
    • ⸢コー⸣シ ⸣ミルカー ⸢ッふァイプサ⸣ヌ フ⸢チジル⸣ ン⸢ジ⸣スバン
      [⸢koː⸣ʃi ⸣mirukaː f⸢faːipu̥sa⸣nu fu̥⸢ʧiʤiru⸣ ʔn⸢ʤi⸣subaŋ]
      (お菓子を見ると食べたくて、涎<口汁>が出てくるわい)


    • Quaxi.クヮシ(菓子)
    • 果実.特に食後の果物をいう」『邦訳日葡辞書』とある。⸢中世まではおもに果実を用いたのでいう。近世では、米・小麦の粉・餅などに、砂糖・ 餡などを加えた食品をもいった」『岩波古語辞典』。従って、
      [kwasi]
       → [kuasi] → [koːsi] → [koːʃi] のように音韻変化したものであろう。 ⸢コー⸣シ ッ⸢ふァーソー⸣リ [⸢koː⸣ʃi f⸢faːsoː⸣ri] (お菓子をください<菓子を食べさせてください>)

コーダティ [⸢koːda⸣ti] (名)

  • こうだて(甲立)。きょうだて(饗立)。正式の饗膳の時、盛り物の周囲に立てる折り紙。パ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)を重箱に盛る際、重箱の内側に沿って立てて飾る紅白の紙。二十八宿を表すため、二十八本の鋸歯状に作る。
  • Example phrases
    • ⸣ソンガチナーヤ ⸢ザートゥク⸣ヌ パ⸢ナン⸣グメー ア⸢ガカビトゥ⸣ ッ⸢ス⸣カビサーリ ⸢コーダ⸣ティ ス⸢ク⸣リティ カ⸢ザローッ⸣タ
      [⸣soŋgaʧinaːja ⸢ʣaːtuku⸣nu pa⸢naŋ⸣gumeː ʔa⸢gakabitu⸣ s⸢su⸣kabisaːri ⸢koːda⸣ti su̥⸢ku⸣riti ka⸢ʣaroːt⸣ta]
      (正月には床の間の花米に赤紙と白紙で甲立てを作って飾られた)

シゥカンバナ [si̥⸢kam⸣bana] (名)

  • 占いに用いる、選ばれた米粒。「掴み花米」の義。シ⸢カン⸣バナ[ʃi̥⸢kam⸣bana](掴み花米)(若年層)ともいう。ウ⸢ク⸣ジ[ʔu⸢ku⸣ʤi](御籤)をバ⸢ルン[ba⸢ruŋ](割る{EOS}占う)際に神前に供える粒選びした専用の白米。供物のパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)とは別に供える。
  • Example phrases
    • シゥ⸢カン⸣バナー ウ⸢ク⸣ジ バ⸢ロー⸣ル ⸣バス シゥ⸢カイオー⸣ル ⸣パナ ヤ⸢ルンダ⸣ パ⸢ナングミ⸣トー クティ⸢ダー
      [si̥⸢kam⸣banaː ʔu⸢ku⸣ʤi ba⸢roː⸣ru ⸣basu si̥⸢kaijoː⸣ru ⸣pana ja⸢runda⸣ pa⸢naŋgumi⸣toː ku̥ti⸢daː]
      (シゥカンバナ<掴み花米>は御籤を占う<籤を割る>際に使われる花米だから、普通の花米とは別<こと{EOS}異>だよ)

ジルクンチ [ʤi⸢ru⸣kunʧi] (名)

  • 十六日祭。旧暦一月十六日の仏事。後生の正月といわれている。墓の周囲の掃除をし、雑草を取り払い、木の枝打ちをして浜から砂を運び、墓前に敷いて当日を迎えた。当日は、ッ⸢ス⸣ムチ[s⸢su⸣muʧi](白餅)、⸣バタムチ[⸣batamuʧi](餡餅)、豚肉、カ⸢マブク[ka⸢mabuku](カマボコ)、⸣タク[⸣tḁku](蛸)、⸢ティン⸣プラ[⸢tim⸣pura](てんぷら)等のご馳走とサ⸢キ[sḁ⸢ki](酒)、パ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米)、ウ⸢ティン⸣ガビ[ʔu⸢tiŋ⸣gabi](紙銭)をバ⸢キトゥリ⸣ブン[ba⸢kituri⸣buŋ](脇取り盆)に揃えて供え、墓前で紙銭を焼き上げて祈願した後、親戚縁者が集まってご馳走を食べながら一家、一族の絆を固めつつ半日を過ごした。
  • Example phrases
    • ジ⸢ル⸣クンチェー パ⸢カヌ ソー⸣ジン ⸢シー⸣ ウ⸢トゥザマリン⸣ パ⸢カ⸣ナー ア⸢ツァ⸣マリティ ム⸢チン⸣ ジ⸢ブ⸣クン シ⸢キマチティ⸣ ウサイ ン⸢キティル ヤー⸣ヤ ⸢オーッ⸣タ
      [ʤi⸢ru⸣kunʧeː pḁ⸢kanu soː⸣ʤiŋ ⸢ʃiː⸣ ʔu⸢tuʣamarim⸣ pḁ⸢ka⸣naː ʔa⸢ʦa⸣mariti mu⸢ʧin⸣ ʤi⸢bu⸣kuŋ ʃi̥⸢kimaʧiti⸣ ʔusai ʔŋ⸢kitiru jaː⸣ja ⸢ʔoːt⸣ta]
      (十六日祭には墓の掃除もして、親戚も墓に集まって餅も重箱もお供えし祭って、そこでご馳走を食べてから家には帰られた<行かれた>)

トゥッカソージ [⸢tukkasoːʤi] (名)

  • 出産後十日目の日に産褥を清め、母子の健康について地炉の神に感謝し、産婦の uby{肥立}{ヒ|ダチ}ちと、新生児の今後の順調な成長を祈願する神事。神酒とパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](白米{EOS}花米)を供えて祖母や司が祈願した。「十日精進」の義。
  • Example phrases
    • ⸢トゥッカジラヌ⸣ ピンナー ⸢トゥッカソージェー⸣ シ⸢マ⸣シティル ⸣ジロー シ⸢ズ⸣モーッタル
      [⸢tukkaʤiranu⸣ pinnaː ⸢tukkasoːʤeː⸣ ʃi⸢ma⸣ʃi̥tiru ⸣ʤiroː ʃi⸢ʣu⸣moːttaru]
      (産後十日目の日に産褥十日目の感謝と健康祈願、<十日精進>をされてから産屋の地炉は片付けられた)

ニンゴーパナ [⸢niŋgoː] (名)

  • 二合のパ⸢ナン⸣グミ[pa⸢naŋ⸣gumi](花米{EOS}神仏に供える米)。1960年ごろまでは、親戚の家に法事があると、香典は包まず、小さな重箱に二合の米を入れ、イ⸢ツァ⸣カウ[ʔi⸢ʦa⸣kau](板線香)三枚を入れて届けた。緊急に神仏へ祈願する必要がある場合は、⸢ニンゴー⸣パナ[⸢niŋgoː⸣pana](二合花米)と⸣グシ[⸣guʃi](酒)を用意して祈願した。
  • Example phrases
    • ⸢ニンゴー⸣パナー ス⸢コーリティ ニン⸣ガイ シ⸢ミ オーシリ
      [⸢niŋgoː⸣pana su̥⸢koːriti niŋ⸣gai ʃi⸢mi ʔoːʃiri]
      (二合花米を準備して祈願をさせてさしあげなさい)

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ぐみグミ茱萸胡頽子

(Noun)

  1. Oleaster (any plant of genus Elaeagnus); Silverberry (US)
    Word usually written using kana alone

グミ

(Noun)

  1. Gummi; Gummi candy; Gummi drop

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【グミ (曖昧さ回避)】

Gumi

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